これまでの経緯

2011年3月11日14時46分
東日本大震災発生
2011年3月11日14時51分
福島第一原子力発電所1号機から3号機の全交流電源 喪失
2011年3月15日午前
調布市長に被曝への対応で緊急提言
2011年4月27日
情報提供を目的にメーリングリスト開設
2011年6月6日
20ミリシーベルト基準についての意見書陳情を調布 市議会に提出
2011年6月22日
20ミリシーベルト基準についての意見書委員会で全 会一致の可決、29日の本会議を経て政府へ提出
2011年7月28日
福島少年サッカーチームとの交流実現(協働)
2011年8月7日
「ミツバチの羽音」上映会開催
2011年11月13日
「ちょうふ市民放射能測定室」起案(藤川)
2011年11月23日
測定器購入資金の助成を高木仁三郎市民科学基金へ申請
2012年3月25日
高木基金主催の研究交流会に出席(藤川、尾辻)
2012年4月26日
「ちょうふ市民放射能測定室」発足準備会議開催、設置場所(みさと屋)、測定器機種、NPO設立を決定
2012年4月26日
アロカ社の放射能測定器発注
2012年5月11日
測定器納品、測定者研修開始
2012年5月12日
2012アースディin調布に出展
2012年5月12日
試験測定開始、測定ボランティア養成開始
2012年6月2日
調布市環境フェアに出展
2012年6月9日
第1部 市民のための放射能教室開催
講師に大沼淳一さん(未来につなげる・東海ネット市 民放射能測定センター)を招聘
第2部 映画 「ブッダの嘆き」上映と大沼さんの解説
2012年6月20日
「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」任意団体発足
2012年7月18日
「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」設立総会 開催、正式発足
2012年7月18日
食品、土壌など放射能測定受託開始

ちょうふ市民放射能測定室設立の提起

 東京電力が起こした過酷な原発事故・放射能災害から8ヵ月が経過しました。 緊急対策における現地支援や原発の是非、再稼動について活動を進めてきた方が多いと思います。 日々の活動に追われてきたわけですが、このあたりで視点を長期的な視点から将来の私たちの生活について考えてみる時期に来ていると思います。
 しかし放射能の影響についての考え方には大きな隔たりがあり、なかなか本当のことが市民の目には見えてきません。 このまま事故と放出放射能の影響は終息して行くと考えて危機感を持たない人も多いようです。 一方ではチェルノブイリ原発後の市民、特に子どもたちの放射能の影響による健康被害は5年後をピークに、 25年が経過した現在も続いています。「健康にはただちに影響しない」 と日本ではいわれる低線量の内部被曝についての国際的な議論はいまだに続いています。 福島の子どもたちがチェルノブイリ周辺の汚染地帯より高い放射線量の中で暮らしていることを考えると、 今後の彼らの健康が心配です。東京の放射線量も事故前の平常値の約2倍になったまま高止まりしています。 この低線量とはいえ異常な放射能が今後の東京で育つ子どもたちの将来にどのような影響を与えるのか、 誰にも予想できません。
 いま私たちが未来の子どもたちのためにできることは、食品の放射能を計って子どもたちの内部被曝を少しでも低減させること、 土壌や水も定期的に計測して安全を確認すること、そしてそれらを将来に渡って記録していくことです。 調布市の空間放射能測定、または学校給食の食材の測定が他市に先駆けて行われたことは私たちの誇りですが、 それでも頻度や検体の数の問題では市民の不安を払拭するには至りません。 これは専門機関に検体を送って結果を待つという現状の計測体制には限界があることを示しています。  市民が自主的に放射能測定を行う市民測定室の設立を提案します。以前なら数千万円を要した放射能測定機器ですが、 事故後の需要によって大手メーカーが500万円程度で、しかも市民でも研修を受ければ測定者になれる機器が開発されています。 調布市とも協力関係を築いて学校・保育園の給食食材を毎日ローテーションを作って計測するのです。 また市民から要請があれば家庭菜園の野菜や土壌なども料金をいだいて計測したいと思います。 専門機関に出すと1万円以上必要な計測を、2000円〜3000円で行いたいと思います。 計測は研修を受けたボランティアが行うこととします。将来的にはNPO法人化を目指して計測者に人件費を支出できるようにすることも目標にしたいと思います。

測定器購入、運営のための寄付のお願い

調布市で市民による測定室を立ち上げようという提案から、測定器の選定(暫定)を
行い、500万円を目標に助成金の申請、購入のための募金などの活動に入りました。
2013年5月22日時点で3,630,126円の寄付(寄付一覧をご覧ください)がありました。
目標額まであと1,369,874円です。みなさまの温かいご支援をお願いします。

寄付の振込先:
郵便振替  口座番号 00170−4−728010
      口座名  ちょうふ市民放射能測定室

銀行口座  多摩信用金庫 調布北口支店 普通口座 0129826
      口座名  ちょうふ市民放射能測定室 藤川泰志
 

子どもたちの未来の健康のために募金をお願いいたします

 

目標まであと1,369,874円



寄 付 一 覧

日 付 金 額 住 所 備 考
2012/3/13
5,000
 
 
2012/4/11
10,000
 
 
2012/4/19
20,000
 
 
2012/4/20
150,000
 
高木基金
2012/4/20
100,260
 
ミツバチの羽音(上映会収益)
2012/4/23
10,000
 
 
2012/4/23
30,000
 
 
2012/4/23
30,000
 
 
2012/4/24
30,000
 
 
2012/5/10
3,000,000
調布市国領町
古紙回収グループたんぽぽ
2012/5/23
5,000
 
 
2012/6/1
3,000
 
 
2012/6/4
1,000
 
 
2012/6/4
1,000
 
 
2012/6/13
10,000
 
 
2012/6/15
26,966
 
 
2012/6/21
5,000
 
 
2012/7/11
5,000
 
 
2012/7/14
2,000
狛江
 
2012/7/26
1,000
 
 
2012/7/31
5,000
 
 
2012/8/18
1,500
 
 
2012/8/29
6,000
 
 
2012/9/2
2,100
 
 
2012/9/10
10,000
 
 
2012/10/5
3,000
 
 
2012/10/21
3,300
 
 
2012/10/24
10,000
 
 
2012/10/24
2,000
 
 
2012/10/24
1,000
 
 
2012/10/24
1,000
 
 
2012/10/26
10,000
 
 
2012/10/30
2,000
 
 
2012/10/30
20,000
 
 
2012/11/11
10,000
 
 
2012/11/15
10,000
 
 
2012/11/30
2,000
 
 
2012/12/1
5,000
 
 
2012/12/26
4,000
 
 
2012/12/29
5,000
 
 
2013/1/6
10,000
 
 
2013/1/28
2,000
 
 
2013/1/30
5,000
 
 
2013/1/31
10,000
 
 
2013/2/23
5,000
 
 
2013/2/25
3,000
 
 
2013/3/28
5,000
 
 
2013/4/25
5,000
 
 
2013/5/1
10,000
 
 
2013/5/1
5,000
 
 
2013/5/1
5,000
 
 
2013/5/14
5,000
 
 
2013/5/22
2,000
 
 
合計
3,630,126
 
2013年5月22日現在
目標額まで
1,369,874
 
 

運営組織

名称 :高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室
代表 :尾辻 義和
定款 :こちら


アクセス

住所 :〒182−0024 調布市布田2-2-6 みさと屋
電話 :042−487−1714
FAX:042−487−1742