ロシア軍のウクライナ侵攻についての見解

 3月1日、東京都調布市の長友貴樹市長は以下のような声明を発表しました。
「2月24日、ロシアがウクライナへの軍事的な侵攻を開始し、子どもを含む多く
の尊い命が奪われるという悲惨な事態を招いたことは、国際社会の平和と秩序、
安全を脅かすものであり、断じて容認できるものではない。また、ロシア大統
領による核兵器の使用を示唆する発言は、国際協調を踏みにじる言動であり、
平和首長会議及び日本非核宣言自治体協議会の一員として、強い憤りを覚える。
調布市は、非核平和都市宣言及び国際交流平和都市宣言の理念に基づく市民の
被爆地広島・長崎への平和派遣などを通じて、戦争の残虐さ、また平和の尊さ
を後世に伝えていく種々の取組を市民とともに継続している。核兵器の廃絶と
世界の恒久平和は人類共通の願いであり、一刻も早いロシア軍の攻撃停止と撤
退並びに平和解決に至る周辺国を含む停戦合意への努力を強く求める。」

 この声明は、長く調布市に居住して核兵器のない世界を目指して活動してき
た私たちの思いを表現したもので、心から賛同できるものです。そして今回の
ロシア政府によるウクライナへの侵攻は、放射能汚染と向き合ってきた私たち
にとっては、もうひとつの重大な課題を突きつけています。ロシア軍は侵攻開
始と同日に、廃炉中のチェルノブイリ原発を占拠。3月4日にはザポロジエ原子
力発電所を制圧しました。ウクライナのクレバ外相は、ロシア軍の砲撃により
ザポロジエ原子力発電所の研修施設で火災が発生したと表明。国際原子力機関
(IAEA)は、周辺で放射線量に変化はないと発表しましたが、グロッシIAEA事
務局長は「原発の状況はもろくて不安定だ」と述べています。ロシア軍は次に、
南ウクライナ原発を制圧目標にしていると報道されています。

 私たち高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室(以下、市民放射能測定室)
は、みんなのデータサイトとともに、東京電力福島第一原子力発電所事故による
長期間・広範囲にわたる甚大な放射能汚染によって、日常を理不尽に奪われ再び
自分の人生を歩み始めようとしている市民と必要な情報を共有するために、食品
や環境試料の放射能測定活動を続けてきました。そのように原発事故と向き合っ
てきた私たちにが強く主張したいのは、原子力災害は人災であるということです。
また戦争も人災です。戦争は人が作り出す最大の人権侵害であり、最大の環境破
壊行為です。戦争ではあらゆる種類の暴力が際限なく使われます。今回のロシア
政府によるウクライナ侵攻では、調布市長が声明で発表したとおり、許されない
「核兵器での威嚇」が行われただけでなく、原発を攻撃対象にした初めての戦争
となりました。私たちはこの行為を絶対に許すことができません。

 長崎への原爆投下以来77年間使用されることがなかった核兵器が、小規模な戦
術核であったとしても使用される可能性が指摘されています。また36年前のチェ
ルノブイリ原発事故を肌身で知っている私たちは、またあのような過酷な放射能
災害が発生することを危惧しています。核兵器の使用も、原発の戦争被害も、遠
いヨーロッパでのこととして無関心でいることはできません。風向きによっては
放射能の雲がアジアを覆うことも十分にあり得ます。36年前のチェルノブイリの
放射能は日本にも到達しています。また多くの輸入食品が汚染したまま運ばれて
きました。このようなことが再現されないために、私たちは最大限の行動をしな
ければなりません。

 私たちは11年前に福島第一原発の過酷事故を経験しました。事故が起きた3月11日
の4日後、すでに3機の原発の建屋が爆発した中で、初めて強い放射能が放出され
ることを知った私たちは、風向きによっては東京も危ないと考えて急遽調布市長
と面会して子どもたちを放射能に晒さないために最大限の努力をするように要請
しました。市長も了解してくださり、放射能到達のタイミングを察知して連絡を
することを約束しました。しかし私たちは具体的な放射能の飛来を検知する方法
を持ちませんでした。様々な情報が錯綜する中で、福島由来の放射能は東京を汚
染して、子どもたちを被曝させました。そのことは、その後の市民放射能測定室
とみんなのデータサイトが共同で行った土壌調査の結果で明らかです。今回は何
があっても子どもたちを放射能から守らなければなりません。福島では甲状腺が
んの手術を経験した若者たちが東京電力を提訴して裁判が進行中です。放射能が
若い世代に深い傷を残すことは、福島でも、36年前のウクライナでも、ベラルー
シでも明らかになっています。
 誰もが考えたくはないことですが、最悪のケースに対処するために、行政には
安定ヨウ素剤の準備を要請したいと思います。私たち市民放射能測定室も、子ど
もたちを被曝させないために全力を尽くします。今は核兵器使用からも原発の事
故からも放出されて、甲状腺がんの原因となる放射性ヨウ素131を確実に検知でき
る検出器を携えています。

ウクライナに平和を! 原発に手をだすな!

                            2022年4月1日
               高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室
                           代表 尾辻義和

東日本土壌測定プロジェクトが本になりました!!

   放射能測定マップ

 東日本土壌測定プロジェクトでは、それぞれの地域の市民が土壌の放射能を測定し、 「みんなのデータサイト」にそのデータをアップし、「汚染マップ」を作成しました。
 今般、それが本になりました。以下「みんなのデータサイト」より転載しました。

 2014年10月からのべ4,000人以上の市民の協力を得て、福島第一原発事故で放射
性セシウムが広がり沈着したと考えられる17都県で土壌採取・測定を行なう「東
日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を2年半かけて実施し、3,400ヶ所以上の採
取測定が実現しました。
 その測定結果を地図化したものに様々な解説を加え、グラフや表なども収録した、
『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』です。

 これまで市民測定室が細かく測定してきた食品のデータや厚労省の食品データなど
も活用し「測定値」を読み解き、「言葉」で解析を試みています。未発表のデータ・
解説を豊富に収録しています。

 「放射能のことは難しくてよくわからない」という一般の方々にも理解しやすく、
また「数値にもとづいた検証についてもっと詳しく知りたい」という方にも読みごた
えがあるよう心がけて編集しました。

図書の新着情報

図書室に以下の本がはいりました。
図書の一覧はこちらから

書名
著作者
出版社
国会事故調 報告書
東京電力福島原子力発電所事故調査委員会
徳間書店
震災ビッグデータ
阿部 博史・NHKスペシャル「震災ビッグデータ」制作班
NHK出版
福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書
福島原発事故独立検証委員会
ディスカヴァー・トゥエンティワン
原発のウソ
小出 裕章
扶桑社新書
日本の原子力施設全データ
北村行孝、三島勇
講談社
終わらない原発事故と「日本病」
柳田邦男
新潮社
国民のためのエネルギー原論
植田和弘、梶山恵司
日本経済新聞出版社
官邸の100時間
木村英昭
岩波書店

図書室を開設

当会では、学習や研究のために購入した図書を図書室として開設、貸し出しを行うこととしました。ご自由にご利用下さい。
図書の一覧はこちらから

「遺言 原発さえなければ」特別試写会決定

 原発事故から3年、福島の3年間がこの映画に凝縮しています。当会は、「遺言」制作支援会に協賛し、調布で特別試写会を行います。
 チケット、詳細はこちらから
   上映日時 5月31日(土)
      第1回 10時〜14時(休憩あり)
      講演  14時〜
      第2回 15時〜19時(休憩あり)

  遺言
 連絡先「みさと屋 042-487-1714」

「ミカン類の無料検査」を終了します

 「ミカン類の無料検査」にご協力ありがとうございました。
 当初の目標を達成しましたので、終了いたしました。

 

「2014アースディin調布」に参加します

 「2014アースディin調布」に参加します。これまでの活動を展示しますので、調布では現状がどうなっているのか是非ご覧下さい。

   開催日時 5月10日(土) 10時〜16時

 昨年のアースディin調布
遺言 遺言 遺言

「ミカン類の無料検査」を実施します

 今年も柑橘類が実をつける季節を迎えています。放射能のリスクが高い柑橘類のデータを集め、 セシウムという放射能の今後の振る舞いを見極めるために今年も「ミカン類の無料検査」を行います。

 庭で実った柚子やミカンを測定室までお持ちください。結果は必ずお伝えします。試料は約1キロの量で、 細かく刻むか、フードプロセッサーにかけてくださると助かります。柚子などの皮ごと使うものはそのまま、 皮はむいてしまうミカンなどは皮をむいてからお願いします。

  柑橘類
 測定室「みさと屋 042-487-1714」に電話をするか、あるいはメールをいただいた後でご持参をお願いします。

「みんなのデータサイト」が公開

 3.11以降、日本全国で市民が主体となった放射能の測定室が立ち上げられています。 「みんなのデータサイト」はこれらの市民放射能測定室が測定したデータを誰でもが”簡単に”、検索、閲覧、共有するために開設されました。

タケノコの放射能汚染について

 ちょうふ市民放射能測定室では、調布市、狛江市でとれたタケノコの放射能調査を進めてきました。現在までの調査結果をお知らせします。

 先日、明らかにした汚染の状況では、調布市と狛江市のタケノコから、2〜3ベクレルのセシウム137を検出したという内容でした。セシウム134はスペクトルではわずかな振れが見えていましたが、1ベクレル程度だと思われる量で、検出限界値以下に隠れてしまって数値化できませんでした。それを含めて考えると、おそらく、セシウム合計で3〜4ベクレル程度の汚染であったと考えています。

 今週になってから調布市深大寺元町で購入したタケノコの2本から7ベクレル代を計測しました。セシウム134も合理的な比率で検出しています。セシウム合計で7.5Bq です。同じ農家のタケノコ2本を別々に計測して、ほぼ同じ結果が得られましたので、かなり正確だと思います。大人が1年に1回のこの時期だけの楽しみとして食べる程度なら心配ない数値ですが、小さなお子様が食べる場合は注意が必要だと考えています。

 調布市・狛江市産のタケノコを合計で5件計測しましたが、結果として、4件からセシウムを検出したことになります。調布市周辺は、東京の中でも土壌の汚染度は低いほうですが、それでもこのような汚染が見られるということは、関東・東北全体のタケノコについても、それなりの汚染をしたていることが想像されます。土地の条件によっては、国の基準値の100ベクレル以下であっても、かなり高度の汚染をしているものがあっても不思議ではありません。

★タケノコをゆでた場合の放射能濃度の低下について

 セシウムを検出したのは生のタケノコの場合です。下ゆでした場合は、水溶性のセシウムはかな流れ出しますが、この下ゆでの方法について研究してみました。

 計測用に細かく刻んだものを、ヌカ(糠)を入れて下ゆでしたものを計測してみると、7.5 ベクレルのものでも、セシウムは検出しませんでした。2件とも同じ結果が得られているので正確な結果だと思います。水に流れ出す上にヌカが吸着するのではないかと思います。しかし普通の場合のタケノコの下処理は、皮つきのままゆでてから皮をむくのが普通です。この場合だとセシウムは減るのですが、すべて無くなるわけではありません。様々なデータを見ると、「ゆでタケノコ」からもセシウムは検出されています。
 結論としては、私たちの実験のように、完全に皮をむいてしまって、食べるための大きさにカットしてしまってからヌカでゆでることをお勧めします。しかしこの方法だとタケノコの香りがぬけます。料理の教科書に書いてある方法からは外れる下処理といわざるを得ません。

 もちろん、タケノコから抜けたセシウムは無くなる訳ではりません。水といっしょに下水に流れたものは海に溜まって、いつかはまた私たちの暮らしの中にもどってくるでしょう。ヌカに吸着したものは、ゴミの焼却施設を汚染するでしょう。セシウム137の放射能の半減期は、30年です。

市民講座「ちょうふ市民放射能測定室の報告」

 すでに市報に掲載されて参加者の募集もされていますが、 ちょうふ市民放射能測定室事務局長の藤川が「調布市消費者団体連合会」 主催の市民講座「ちょうふ市民放射能測定室の報告」の講師をすることになりました。 測定室で200件の測定をしてきた経験を踏まえて、放射能汚染についてお話します。
 平日の昼間ですが、ご都合がつく方は、ぜひ参加をお願いします。
市役所の文化振興課(042-481-7140)に申し込みをする必要があります。

日時3月29日(金) 午後2時30分から4時まで
場所 教育会館201会議室

地元産の「かんきつ類」から放射能検出、自家栽培の果樹にも注意が必要です。

 地元で実ったかんきつ類17例のうち、9例から放射能を検出しました。
 検査した試料のうちの約半数とはいえ、果樹の実からセシウムを検出したことは、 土壌から根を介しての放射能の移行が始まっていることを示しています。 一般のご家庭の庭で栽培されている果実類も安心できないことになります。  この放射能の数値は高濃度ものでも国の「出荷基準」の約10分の1程度であり、 コメや野菜のように毎日たくさん食べる物ではないので大人が少量を食べるのならそれほど心配する必要はないと思います。 しかし、ジャムなどにして煮詰めた場合は確実に放射能の濃度は高くなります。 子どもが毎日のように食べることは避けたほうがいいでしょう。つまり取扱いには注意が必要です。
 ちょうふ市民放射能測定室は、この事実を市民に伝えて注意喚起をしてもらうために、 2例を検出した昨年末の段階で調布市と狛江市の環境政策課にデータを持参して情報の共有を申し入れました(12/21)。 その後に、さらに調査を進めて多数の放射能に汚染された「かんきつ類」を発見しました。

  柑橘類
以下は「かんきつ類」調査結果です。放射能濃度は、セシウムの合計(137+134)です。
ゆず(狛江市) 検出 5.60ベクレル
ゆず(布田6) 不検出
きんかん(若葉町) 不検出
みかん(狛江市駒井町) 不検出
オレンジ(入間町) 不検出
オレンジ(入間町) 不検出
甘夏(三鷹市大沢) 不検出
夏みかん(成城4) 不検出
オレンジ(狛江市) 不検出
グレープフルーツ(狛江市)検出 6.40ベクレル
レモン(場所非公開) 検出 3.89ベクレル
ゆず(調布ヶ丘4) 検出 11.2ベクレル
きんかん(深大寺北) 検出 1.86ベクレル
夏みかん(佐須4) 検出 2.83ベクレル
甘夏(武蔵野市) 検出 1.63ベクレル
みかん(稲城市) 検出 1.02ベクレル
ゆず(世田谷区玉川) 検出 5.87ベクレル

参考例
バレンシアオレンジ(小田原)検出 19.8ベクレル

「かんきつ類」と同じように、地中セシウムの移行係数が高いので要注意といわれているキウイフルーツも計測しています。
キウイフルーツ(深大寺北) 不検出
キウイフルーツ(調布JAの店) 不検出
キウイフルーツ(武蔵野JAの店) 不検出

天然キノコから高放射能検出!!  「キノコ採取」には注意が必要です。

 先週ちょうふ市民放射能測定室に持ち込まれた「天然キノコ」から、たいへん高い放射能を検出しました。 東京から長野県に「キノコ狩り」に出かけた市民が持ち帰ったものです。
 ひとつは小海町で採取した「ホテイシメジ」というキノコ。ちょうふラボで測定したところ184ベクレル(セシウム合計)でした。 これは食品衛生法上の基準値(100Bq)の倍近い数値です。もうひとつは軽井町で採取した「ショーゲンジ」というキノコで、 こちらはちょうふラボ測定で、3850ベクレル(セシウム合計)というたいへん高い数値を検出しました。 数値に間違いがなければ緊急に注意喚起が必要であると判断、間違った数値発表によるきのこの「風評被害」を防ぐため、まずは数値の検証を実施しました。 「ホテイシメジ」については十分な量の試料があり、これまでの測定実績から私たちのシンチレーション式(NAI) 測定器でも正しい数値であると判断しましたが、一方、「ショーゲンジ」は試料が必要量に満たない(200g)ため、 世田谷にある「CRMS せたがや市民放射能測定所」に検証測定を依頼し、ゲルマニウム半導体検出器による測定をしていただきました。
その結果は、CRMSせたがやのサイト(こちら)に掲載されていますのでご覧ください。

 「ショーゲンジ」の確定数値としての放射能は、3046ベクレル(セシウム合計)です。
  ショウゲンジ
3046ベクレル検出のキノコ「ショーゲンジ」

これは食品としても、キノコとしてもたいへん高い放射能の数値で、危険です。100ベクレルを超える物は食べられないのですが、 これはその30倍超です。 このショーゲンジは「煮付け」になったものがたくさん残されていましたので、それも計測してみました。煮汁で煮て、 煮汁をかなり捨てた状態でも、1560ベクレルでした。
  ショウゲンジ
煮付けにしたショーゲンジ

実は、長野県は9月から100ベクレル超の天然キノコを確認しており、小海町、軽井沢町ともにキノコの採取・出荷とも自粛を要請しています。

長野県の情報

 地元のみなさんが自粛してキノコを採らない分、山にはたくさんあるのかもしれません。 それを東京など他県からの観光客が知らずにたくさん持ち帰っていることが考えられます。これはたいへん危険なので、 キノコを採取し、食する場合は、その地元の県や自治体のホームページなどでかならず確認してください。

ブログ「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」で測定室の様子を発信中

日々実施されている放射能測定や、関連する話題を測定室の管理人「藤川」が日記風にお知らせしています。

ブログはこちら

「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」のリーフレットが完成しました。

リーフレット表 リーフレット内側

PDFはこちら

「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」がスタートしました。

 2012年7月18日、設立総会が開催され、活動が正式にスタートしました。
 2012年6月20日、有志が集まり、「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」の発足を決議し、設立総会に向けて準備を進めてきました。
 5月11日には、アロカ社製シンチレーション式スペクトロメータが測定室(野菜食堂みさと屋内) に設置され、試験測定を開始していますが、正式に測定の受け付けも開始いたします。 詳しいことは放射能測定依頼をご覧ください。

「高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室」からのメッセージ

 ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ。スリーマイル、チェルノブイリ、そしてフクシマ。
 こんどこそ原爆をなくし、原発をなくすための最高の技術を提供する国になり、世界に貢献しましょう。
 わたしたちは、放射能で汚染された日本で生きていかなければなりません。 そのために内部被ばくしないための放射能の正しい知識を身につけましょう。
 わたしたちは、そのための学習機会を提供します。  わたしたちは、妊婦や幼い子どもたちを放射能の内部被ばくから守るためにできることは何でもやりたいと思います。
 わたしたちは、保育園、幼稚園、小学校、中学校の給食の食材はすべて事前に放射能検査をしたいと考えています。
 わたしたちは、子どもたちが安心して遊ぶことができる環境を提供するため、土壌の放射能検査をしたいと考えています。
 わたしたちは、放射能により被ばくされた方々とともに生きるために、 被災された地域の安全で安心な食物を積極的に食べたいと思います。
 わたしたちは、これらのことを実行するために市民が支える市民のための放射能測定室を作りました。


最新情報&更新情報

2015.1.24 東日本土壌測定プロジェクト始まりました!!

2014.8.27 図書の新着情報

2014.5.7 図書室を開設

2014.4.25 「遺言 原発さえなければ」特別試写会決定

2014.4.1 「ミカン類の無料検査」を終了します

2014.3.5 「2014アースディin調布」に参加します

2013.11.7 「ミカン類の無料検査」を実施します

2013.9.8 「みんなのデータサイト」が公開

2013.4.29 タケノコの放射能汚染について

2012.11.1 天然キノコから高放射能検出!!  「キノコ採取」には注意が必要です。